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年金生活者への5000円給付、6月支給見送り…「高齢者優遇」の批判受け自民が白紙に

自民党の高市政調会長は29日、年金生活者を対象にした5000円程度の「臨時特別給付金」の支給案について、「ゼロベースで党内議論する」と述べた。

自民党の高市政調会長

© 読売新聞自民党の高市政調会長

 党本部で記者団の質問に答えた。いったん白紙に戻した上で、岸田首相が同日に策定を指示した緊急経済対策などで対応を再検討する考えを示したものだ。

 給付金は、4月分から減額となる公的年金の穴埋めとして、政府・与党内で浮上したが、「高齢者優遇」などの批判が出ていた。

 当初は今月中に支給を決め、2021年度予算の予備費を充てる方針だった。減額された年金が振り込まれる6月に間に合わせるためだったが、高市氏は「事務的にも間に合わないので、なくなった」と説明した。

読売新聞より転用

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