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神奈川県警の巡査長を書類送検 容疑者から現金詐取した疑い

窃盗事件で事情を聴いていた高齢の容疑者2人から弁済金を名目に現金をだまし取ったとして、神奈川県警は18日、大船署刑事課の男性巡査長(31)を詐欺容疑で書類送検し、同日付で懲戒免職処分とした。「ギャンブルに使う金がほしかった」と容疑を認めているという。

神奈川県警=山本明彦撮影

© 毎日新聞 提供神奈川県警=山本明彦撮影

 県警監察官室によると、書類送検容疑は2021年6月17、21両日、窃盗事件の容疑者として任意で事情聴取した70代女性に「被害者に渡す弁済金を預かりに行く」と伝え、女性の自宅で現金計16万円を詐取。同年2月26日にも、別の窃盗事件で容疑者となっていた80代男性から弁済金として預かった10万円のうち、2万円を被害者に渡さずにだまし取ったとしている。

 監察官室によると、被害者に弁済金が渡されていないことを不審に思った70代女性が、別の署に相談して発覚した。県警は監督責任を問い、大船署長の警視(60)ら5人を本部長注意などとした。

毎日新聞より転用

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