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チェルノブイリ原発、再び停電 ロシア軍が電線損傷か

【3月14日 AFP=時事】(更新)ウクライナの送電大手ウクルエネルゴ(Ukrenergo)は14日、ロシア軍に占拠されているチェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所への電力供給が再び停止したと明らかにした。

ウクライナのチェルノブイリ原発を上空から撮影した衛星画像。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月10日撮影・公開)。

© “AFP PHOTO / Satellite image @2022 Maxar Technologiesウクライナのチェルノブイリ原発を上空から撮影した衛星画像。マクサー・テクノロジーズ提供(2022年3月10日撮影・公開)。

 ウクルエネルゴは、ロシア軍により「チェルノブイリ原子力発電所および(近隣の自治体の)スラブチッチ(Slavutych)に送電している線が損傷を受けた」とフェイスブック(Facebook)に投稿した。

ウクライナのチェルノブイリ原発4号機を覆うために設置されたシェルター(2021年4月13日撮影、資料写真)。

© Sergei SUPINSKY / AFPウクライナのチェルノブイリ原発4号機を覆うために設置されたシェルター(2021年4月13日撮影、資料写真)。

 同原発は先週初めに電力を失ったが、13日には供給が回復していた。

 ウクライナ原子力規制監督庁(SNRIU)は先週、同原発には非常用ディーゼル発電機があり、使用済み核燃料貯蔵施設の冷却装置を含む保安システムに必要な電力を一時的に供給することができると説明していた。

 ウクルエネルゴによると、原発への「電力供給が完全に復旧する前に」送電線が再び損傷を受けた。修理担当者が改めて「占領された域内」に向かうという。

AFPBB Newsより転用

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