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池江璃花子 涙の〝代表漏れ〟で得たメンタル面の収穫

© 東スポWeb 気持ちの切り替えに成功した(代表撮影)

競泳女子の池江璃花子(21=ルネサンス)の新たな旅路が幕を開ける。

国際大会日本代表選手選考会(2~5日)に出場した池江は、目標としていた世界選手権(6月18日開幕、ブダペスト)の代表入りを逃した。しかし、あくまで視線の先はパリ五輪。「この試合を試練と思って転機にしたい」と決意を新たにした。

会場でレースを見守っていた東海大学水泳部監督で2016年リオデジャネイロ五輪競泳日本代表コーチを務めた加藤健志氏は「今、競技寿命はどんどん上がってきているし、科学的にも30代ぐらいまでは伸び続けると分かっている」と指摘した上で「休むときは休んで、強化するときは強化するみたいなバランスをうまく取ってほしい」とエールを送った。

収穫もあった。4日のレース後には「この1年間頑張ってきたのになんでだろう」と大粒の涙を流したが、一晩でメンタル面を修正した。ベストとは言い難い状況でも5日に行われた100メートルバタフライで優勝。加藤氏は「相当悔しいと思うけど、メンタルは明らかに切り替わっていた。4日と5日の気持ちの切り替わり方は大したものだと思う」と精神力に太鼓判を押した。

東京五輪から約半年。次なる奇跡へ、池江の挑戦はまだ始まったばかりだ。

東スポWebより転用

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