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漂着ペットボトルから化学繊維 名古屋の企業、石垣市と契約

海洋ごみ問題の解決に一役買おうと、名古屋市の繊維会社が海岸に漂着したペットボトルをリサイクルして商品化する取り組みを始めた。昨年、沖縄県石垣市と契約を結び、買い取りを開始。全国に事業を拡大する意向で、担当者は「ごみを減らすきっかけになってほしい」と願っている。ペットボトルは衣服のもとになる化学繊維に加工される。

石垣島から出荷された漂着ペットボトル=2021年9月、沖縄県石垣市(同市提供)

© KYODONEWS石垣島から出荷された漂着ペットボトル=2021年9月、沖縄県石垣市(同市提供)

 名古屋市中区の繊維会社「豊島」は昨年、石垣市と漂着ペットボトルを買い取る契約を結んだ。石垣島では年数百トンの海洋ごみが漂着。このうちペットボトルは約3トンで、ボランティアが拾い集め、市が島内の産業廃棄物処分場に埋め立てている。

共同通信社より転用

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