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王者東福岡、圧倒発進 全員攻撃で流れ渡さず 全日本高校バレー

前回王者の男子の東福岡が、力強く発進した。強豪の東亜学園を2-0のストレートで圧倒。山田(3年)が斜め上の方向にジャンプしながらスパイクを打つブロード攻撃を何度も決めた。相手に流れを渡す場面はなく、山田は「自分たちの攻撃がしっかりできた」と胸を張った。

大きな課題があった。前回の絶対的エースで日本一の原動力となった柳北悠李(東亜大)の「穴」。チーム全員で柳北が挙げていた得点をカバーすることが結論だった。藤元監督は「それぞれの長所を生かしながら(カバーをする練習に)取り組んできた」と話す。

この日は坪谷(同)や葭原昂主将(同)も躍動。前回優勝時の先発メンバーがリベロも含めて6人残った実力者ぞろいの集団が、戻ってきた春高の舞台で目指す攻撃を体現した。身長199センチの川野(2年)も存在感を発揮。自在に操ったセッターの近藤(3年)は「誰にトスを上げても決めてくれる。信じて上げていくだけ」と自信をにじませる。チーム2度目の連覇へ、視界は良好だ。

西日本新聞より転用

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