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トヨタ、昨年の米新車販売台数で初の首位へ…半導体を臨機応変に調達

【ワシントン=山内竜介】トヨタ自動車が4日発表した2021年の米国の新車販売台数は、米ゼネラル・モーターズ(GM)を約11万台上回った。海外自動車メーカーとして米市場で初めて首位になる見通しとなった。米メディアによると、GMは約90年ぶりにトップの座を明け渡す。

トヨタの新車販売台数は、20年比10%増の233万2000台、GMは13%減の221万8000台だった。GMは世界的な半導体不足で大幅な減産を余儀なくされた。トヨタも減産したが、臨機応変な調達で影響を抑えたという。ハイブリッド車(HV)の売れ行きも好調だった。

米フォード・モーターは年間の販売台数を未公表だが、昨年11月までで約170万台にとどまる。

米メディアによると、GMは1931年にフォードを抜いて、トップを維持してきた。北米トヨタは「首位になることは、目指しているものでも、優先しているものでもない」とするコメントを出した。半導体不足が解消すれば、再びGMが首位に立つ可能性が高いとみられている。

ほかの日本勢では、ホンダが9%増の147万台、日産自動車が9%増の98万台だった。

読売新聞より転用

 

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