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加重収賄罪で有罪の職員を懲戒免職

国土交通省九州地方整備局発注の業務を巡る汚職事件で、同局は20日、加重収賄罪で福岡地裁小倉支部から今月に有罪判決を受けた同局職員の中島悟朗被告(47)を懲戒免職処分にし、発表した。処分は20日付。

同局によると、中島被告は関門航路事務所の係長だった2016年3月から今年2月ごろまで、事務所発注の船舶の修理業務で便宜を図る見返りと知りながら、船舶修理会社の代表取締役(60)=贈賄罪で有罪判決=から計1200万円相当の家電を繰り返し受け取っていたという。

中島被告はワイヤレスイヤホンなど約35万円分について加重収賄罪に問われ、今月16日、福岡地裁小倉支部から懲役2年6カ月執行猶予4年、追徴金約35万円の有罪判決を受けた。藤巻浩之局長は「当局職員の収賄行為は公務に対する信頼を大きく失墜させるものであり、国民の負託をいただいて業務を遂行している立場として誠に申し訳ない」とのコメントを出した。

朝日新聞社より転用

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