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暴力団に捜査情報を漏らした警察官 判決確定受け失職【佐賀県】

暴力団関係者に捜査情報を漏らしたとして、地方公務員法違反の罪に問われ、11月、佐賀地裁で執行猶予付きの有罪判決を言い渡された佐賀県警の警察官について判決が確定し、10日付けで失職しました。

この裁判は今年3月、当時唐津警察署に勤務していた34歳の男性警察官が、警察署を訪れていた暴力団関係者に、覚せい剤捜査での車の差し押さえに関する情報を口頭で伝えたとして、地方公務員法違反の罪に問われていたものです。

先月25日、佐賀地裁は「警察に対する国民の信頼を揺るがし、刑事司法作用に重大な影響を及ぼす危険性の高い行為」として、懲役6カ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

この判決を受けて、男性警察官の弁護士は罰金刑が相当として、控訴を検討するとしていましたが、男性警察官は控訴せず、10日に判決が確定したということです。

県警察本部によりますと、男性警察官は判決の確定を受けて、地方公務員法に基づき、10日付で失職したということです。県警は退職金について、「当該非違(ひい)が、公務に対する信頼に及ぼす影響などに基づき、適切に判断する」としています。

サガテレビより転用

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