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みのもんた、“教え子”V6解散にエール「僕も合わせて『V7』でしょ」…「学校へ行こう!」共演

V6に囲まれて満面の笑顔を浮かべるみのもんた(中央)と(左から)森田剛、岡田准一、長野博、1人おいて、井ノ原快彦、三宅健、坂本昌行)© スポーツ報知/報知新聞社 V6に囲まれて満面の笑顔を浮かべるみのもんた(中央)と(左から)森田剛、岡田准一、長野博、1人おいて、井ノ原快彦、三宅健、坂本昌行)

“校長”が“6人の教え子”にメッセージを寄せた。1997年10月から2008年まで約11年にわたりTBS系で放送された「学校へ行こう!」でMC(学園校長)を務めたタレント・みのもんた(77)がスポーツ報知の取材に応じ、1日の全国ツアー最終公演(幕張メッセ)で26年間の活動に幕を閉じるV6のメンバーに「脱皮してまた新しい個性を作ると思う。でも、初心を忘れないでほしいよね」とエールを送った。(取材・構成 田中 雄己)

6人との思い出をかみしめるように、みのはゆっくりとした口ぶりで語り始めた。

「後にも先にもああいう番組はないね。自分の番組でも1、2を争うほど印象に残ってる。毎回校門で一人一人にあいさつしているような雰囲気でね」

名物企画と共に、学校長のみのと6人の軽妙なやり取りが人気だった。初めて会ったのは番組開始前の顔合わせ。「その時からそれぞれが個性的だった」

「リーダーの坂本昌行くん(50)は、大人でね。僕は飲んべえだから(飲みに)誘っちゃうこともあったんだけど、当時はみんな未成年。坂本くんだけが飲めるから、付き合ってくれるわけよ。坂本くんと飲みたいがために大阪まで行ってね。ジャニーさんに見つかっていたら殺されてたんじゃないかな(笑い)」

岡田准一(40)の俳優としての活躍は、予見していた。

「当時から運動神経が抜群で。浮輪の上を歩いて対岸まで渡るような企画があったんだけど、彼だけ渡りきってね。あの能力がアクションでも生きている。彼の作品は全て見ているよ」

楽屋で食事をしながらの打ち合わせ。「和気あいあいとして楽しかった」。グループ活動が長くなるにつれ不協和音が聞こえてくることも多いが、V6はなかった。井ノ原快彦(45)が欠かせなかったという。

「一つ一つの言葉や笑顔に温かみがあるんだよね。彼がちょうど真ん中にいることは大きい。今は、名司会者。あの温かみある進行は、僕からみても上手だよ」

長野博(49)も、井ノ原と同じようにマジメさが印象に残っている。

「打ち合わせの時からきっちりしていて。食文化にも精通しているし、特にお茶に詳しいでしょ。見ていて、すがすがしい方だよね」

井ノ原や長野を“マジメ”と評した一方で、“やんちゃ”だったのは森田剛(42)と三宅健(42)。

「森田くんは本当にやんちゃよ。番組の中では、悪ガキ代表という感じの生徒になりきってくれるんだよ。でもすごい奥さん(宮沢りえ)もらっちゃって。羨ましい限りだよ。三宅くんは、時々タメ口になったりしてね。良いところの坊ちゃんみたいな雰囲気も醸し出すんだけど、でもやっぱり憎めないんだよね」

強烈な個性はときとして武器にもデメリットにもなる。グループがバラバラになる可能性も秘めているが、「ジャニーズのグループの中でも特別まとまっていたんじゃない?」という。

「あれだけ個性がばらけているから、妙にまとまっていてね。だから『学校へ行こう!』も家族で見ることができた。あの番組でいえば、僕も合わせて『V7』みたいなもんでしょ」

V6は1日に解散し、それぞれが新たなステージに進む。

「本当はクイズミリオネアに6人で出てほしかったんですけどね(笑い)。解散してもそれぞれが財産を持っているし、脱皮してまた新しい個性を作ると思う。でも、初心を忘れないでほしいよね。いまや大看板を背負っているけど、先輩たちのバックで歌って踊ったこと。『よし、この世界で生きていく』と決めた時の気持ちを思い出してほしい。無事に卒業証書を手にして、それぞれの世界で大成していくさまを楽しみにしているよ」

スポーツ報知より転用

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