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池江璃花子、涙の3冠締め 4年生に「感謝しかない」

◆競泳 日本学生選手権 最終日(10日、東京・辰巳国際水泳場)

東京五輪代表の日大3年・池江璃花子(21)=ルネサンス=が涙の3冠締めだ。アンカーを務めた女子800メートルリレーでは8分0秒49の大会新で優勝した。総合では男子は日大が2年ぶり38度目、女子は神奈川大が2年連続2度目のVで、日大は惜しくも2位。それでも池江は50メートル自由形、400メートルリレーと合わせ3つのタイトルを獲得した。

この日は2位・早大へ0秒06差の首位で引き継ぐと、4秒46の大差をつけてフィニッシュ。「チームのために戦うことは大きな力」。前日の100メートルバタフライで2位だった悔しさも晴らし、「とにかく楽しいの一言」と大会を振り返った。

4年生を送り出す心境に触れて涙が止まらなくなった。「感謝しかない。水泳が楽しかったな、と思ってもらえたら、すごくうれしい」。一昨年は白血病の闘病中でスタンド応援していたが、今年は4日間で9レースに出場。試合後には女子の主将に就任することが発表され、気持ちも新たに出発する。(太田 倫)

スポーツ報知より転用スポーツ報知

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