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20日から東南アジア2カ国歴訪=中国対抗で関係強化―米副大統領

【ワシントン時事】米政府高官は19日、ハリス副大統領が20~26日の日程で、シンガポールとベトナムを歴訪すると発表した。バイデン政権が「唯一の競争相手」と見なす中国に対抗するため、東南アジアとの関係を強化する狙いがある。1月に発足したバイデン米政権でアジアを訪問する最高位の高官となる。

米政府高官によると、ハリス氏はシンガポールで24日、東南アジアやインド太平洋地域との連携をテーマに演説を行う。バイデン政権は新型コロナウイルス対策での協力に着目しており、疾病対策センター(CDC)の東南アジア地域事務所をベトナムに立ち上げる。米副大統領のベトナム訪問は初めて。

トランプ前大統領は4年連続で東アジアサミットを欠席するなど「東南アジア軽視」が目立った。バイデン政権では、オースティン国防長官やシャーマン国務副長官、トーマスグリーンフィールド国連大使が相次いで東南アジアを訪れ、地域重視の姿勢をアピールしている。

シンガポールとベトナムを先月訪問したオースティン氏はワシントン・ポスト紙に対し、東南アジア各国は重大な安全保障上の挑戦に直面しており、「米国との関係をどのように再活性化するのか副大統領の考えを知りたいと思っている」と強調した。

時事通信より転用

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