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署内で現金8572万円盗難、県警幹部やOBから金集め返還…地検が手続き開始

広島県警広島中央署(広島市中区)で2017年、詐欺事件の証拠品の現金8572万円が盗まれた事件に関連し、広島地検は、被害回復給付金支給制度に基づき、詐欺事件の被害者に被害金を返還する手続きを始めた。返還の原資となる現金の大半が盗まれたため、県警側が幹部やOBから集めた金が充てられる。

対象となるのは詐欺グループ5人(有罪確定)が15年4月~16年5月頃、多額の生前贈与を持ちかけ、手数料名目で現金をだまし取るなどした事件。返還総額は約8865万円で、地検は11月1日まで被害者からの申請を受け付ける。

県警は17年2月、詐欺事件の関係先から約9000万円を押収し、同署の金庫で保管していたが、同5月に盗難が発覚。昨年2月、発覚後に死亡した元警部補が容疑者として書類送検され、その後、容疑者死亡で不起訴となっている。

読売新聞より転用

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