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テレ朝系「アタック25」、46年の歴史に幕 9月いっぱいで終了、特番などで復活へ

テレ朝系「アタック25」、46年の歴史に幕 9月いっぱいで終了、特番などで復活へ© 文化・東海林記者 テレ朝系「アタック25」、46年の歴史に幕 9月いっぱいで終了、特番などで復活へ

テレビ朝日系「パネルクイズ アタック25」(日曜後1・25)が9月いっぱいで終了することが23日、分かった。1975年4月の放送開始からお茶の間に愛され、クイズ番組長寿記録を更新し続けてきた老舗番組が46年の歴史に幕を閉じる。

関係者によると、長寿番組らしく世帯視聴率は安定しているが、テレビ離れが進む若年層の視聴率が伸び悩んでいるため、「新たな視聴者層を開拓する必要がある」と理由を説明。テレ朝の〝日曜昼の顔〟としての看板を下げることを決めたという。

大阪・朝日放送テレビが制作する「アタック25」は、4人の解答者が25枚のパネルをオセロの要領で奪い合う視聴者参加型クイズ番組。初回から2011年4月まで36年にわたり初代司会を務めた俳優、児玉清さん(11年5月死去、享年77)の一般出場者を気遣う誠実な司会ぶりや、ダンディーな声で発する「アタックチャンス!」で人気に。テレビゲームにもなった。

テレ朝系「アタック25」、46年の歴史に幕 9月いっぱいで終了、特番などで復活へ© 蔵賢斗 テレ朝系「アタック25」、46年の歴史に幕 9月いっぱいで終了、特番などで復活へ

最高視聴率は関西地区で24・2%(79年1月)、関東地区で21・5%(80年1月、ともにビデオリサーチ調べ)を記録。番組関係者が「児玉さんは司会ではなく、一人のスタッフとして動いていた。クイズに助言することもあった」と語るほど、昭和から令和に至るまで名司会者、視聴者から愛されていた。

児玉さんの遺志を継いで同局の浦川泰幸アナウンサー(50)が2代目司会を担当。放送40周年を迎えた15年に俳優、谷原章介(48)を迎え、昭和の頃から変わらぬ良質な問題とフォーマットで視聴者を楽しませてきた。今後は特番などで復活するとみられる。

同局は本紙の取材に「先々の編成については確定しておりません」としている。

サンスポより転用

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