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イスラエル、AP通信ビル爆破は「妨害電波出したため」と発表

イスラエル国旗=同国で2019年5月© 毎日新聞 提供 イスラエル国旗=同国で2019年5月

イスラエル軍は8日、パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとの戦闘の際に、AP通信などが入居するビルを爆破した理由について、防空システム「アイアンドーム」への妨害電波が発射されていたためだと発表した。

ハマスは5月に起きた戦闘中、3000発以上のロケット弾をイスラエル側に発射。アイアンドームが約9割を迎撃したが、約1割が着弾。イスラエル側では13人が死亡した。

イスラエルのエルダン駐米大使は8日、AP通信幹部と会談し、ハマスの情報機関がこのビルから妨害電波を出していたと説明した。イスラエルはビル爆破の1時間前に警告を出し、「記者の安全を確保した」と強調した。また、ガザ地区でのオフィス再建に協力することを約束した。

AP通信は8日、イスラエル側に対し、主張を裏付ける証拠を公開するよう改めて求めた。【エルサレム三木幸治】

毎日新聞より転用

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