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コンゴで噴火、死者32人に ユニセフ「子供170人不明」

コンゴ民主共和国のニーラゴンゴ山から流出した溶岩=2021年5月23日、AP© 毎日新聞 提供 コンゴ民主共和国のニーラゴンゴ山から流出した溶岩=2021年5月23日、AP

アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国(旧ザイール)東部のニーラゴンゴ山(3470メートル)が22日に噴火し、流出した溶岩がふもとの都市ゴマに迫った。AP通信によると政府はこれまでに少なくとも住民ら32人の死亡を確認。溶岩流は街の手前で止まったが、流出が再開する恐れもあり警戒が続いている。

火山近くの17の村が溶岩流の被害を受けた。ゴマはコンゴ東部の拠点都市で、周辺の幹線道路や電線が溶岩流で寸断。現地では火山性の地震が続いており、商店の再開もままならないという。実際の死者数はさらに増える恐れがあり、ユニセフは子供約170人の行方が分からないと発表した。

ニーラゴンゴ山は1977年と2002年にも噴火。02年は溶岩流が市街地に達し、250人が死亡、12万人が家を失う被害が出た。【ヨハネスブルク平野光芳】

毎日新聞より転用

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