データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

チーム最年長ソフトバンク和田を奮い立たせた「ショッキングな映像」

福岡ソフトバンクの和田毅投手(40)が12日、投手陣に「総力戦」を呼び掛けた。6日の日本ハム戦で左足首の靱帯(じんたい)を損傷した千賀は前半戦の戦列復帰が絶望的な状況。チーム最年長の左腕は「1人で千賀の分をカバーするのは無理。先発だけでなく、中継ぎも含め全体でカバーできれば」と強調した。

和田が「テレビで見ていてショッキングな映像だった」と話す大黒柱の負傷離脱に伴い、先発ローテが再編された。和田の登板日も当初の11日から14日のオリックス戦(ペイペイドーム)に変更。「ブルペンデー」となった11日は、今季初先発だった松本ら5投手が首位楽天を零封した。

前回登板した4日の西武戦ではドラ1ルーキーの渡部に痛い2ランを浴び、今季初黒星を喫した。「防げたかもしれないホームラン」と悔やむ。14日は中9日と休養十分でのマウンド。12日は本拠地での先発投手練習で調整して「投げる日に100パーセントの状態に」と改めて誓った。

ベテランの思いは、24歳の若き左腕にも伝わっている。13日のカード初戦を託される笠谷は「取らなきゃいけないと思っている。野球は流れがあるので」と力を込めた。千賀に代わって立つ週の初戦の先発マウンド。3月30日にも同じオリックス戦で週の初戦に先発して、6回1失点の好投で今季初白星を挙げている。

昨季もオリックス戦は5試合で3勝0敗、防御率0・56と抜群の好相性を誇った。中5日での登板になる今回も「やっぱり火曜日なので、なるべく長いイニングを投げたい」。成長著しい笠谷が宣言通りの投球を見せれば、チームの連勝はさらに伸びそうだ。 (鎌田真一郎)

西日本スポーツより転用

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。