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大坂なおみ「風が強くてタフな状況だった」マイアミOP初戦突破

サーブを放つ大坂なおみ(ロイター)© スポーツ報知/報知新聞社 サーブを放つ大坂なおみ(ロイター)

◆テニス マイアミ・オープン第4日(26日・米フロリダ州マイアミ) ▽女子シングルス2回戦 大坂なおみ(日清食品)7―6、6―4トムヤノビッチ(オーストラリア)

世界ランク2位で第2シードの大坂なおみ(23)=日清食品=は、76位アイラ・トムヤノビッチ(27)=オーストラリア=をストレートで下し、初戦を突破した。2月の全豪オープンで4大大会4勝目を挙げて以来の試合。強い風の影響を受け、序盤は凡ミスも多く出たが、要所を好サーブで締めて勝ちきった。第1サーブ確率は49%と低調ながらサービスエースは13本を記録。「何度かブレイクされたけれど、サーブが良かった」と勝因を挙げた。コート上のインタビューでは、長年住んだフロリダ州での大会を「ホーム」と表現。集まった観客に「暑いので水分をちゃんと取って」と呼びかけた。

2月20日の全豪決勝以来、約1か月ぶりの試合で、立ち上がりの第1ゲームでブレイクされた。すぐにブレイクバックしたが、第5ゲームでダブルフォルトも絡み再び被ブレイク。第8ゲームはブレイクチャンスを逃し、ラケットを投げていらだつ様子もみせた。

しかし5―4の第10ゲーム、「カモーン!」と大声を出し、気合いを入れてラブゲームでブレイクに成功。続く第11ゲームはピンチもあったが、エース3本を含む好サーブでしのぎ、タイブレイクも取り切った。第2セットは4―4の第9ゲーム、相手にダブルフォルトが出てブレイクし押し切った。これで昨夏から続く連勝(棄権2試合を挟む)は22に伸びた。3回戦は同95位ニナ・ストヤノビッチ(24)=セルビア=と対戦する。

会見では「自分のナーバスさをコントロールして2セットで終われた」ことを最大の評価ポイントに挙げた。以下、会見での主な一問一答。

―風が強かった。影響はあったか。

「風が強くてタフな状況だった。全豪とも、(試合がない期間に)練習していたロサンゼルスともコンディションがかなり違った。ただ、風に悩まされたというより、徐々に慣れていった感じだった」

―約1か月ぶりの試合だった。

「まだ少し時間がかかる。今日はどうやって効率的にポイントを取っていくか組み立てるのが難しかった。全豪の時はもっといいプレーができていた、なぜここでは同じようにできないんだろう? とか考えてしまって大変だった」

―家族は見に来ているか。

「父と母が来ている。父はいつも通り、私の試合を見ていないけれど。あちこち歩き回ったりとかしていると思う。母が会場で試合を見るのは20年の全豪以来だと思う。特別なこと。姉(まりさん)はこの大会には来ているが、この後も帯同するかは分からない」

―今大会の会見は全員がオンラインで参加する形式。慣れたか。

「対面する人がいないからか分からないけれど、率直に答えるようになって、冗談を言わなくなった。スクリーン越しだとみんなの反応が読めないので」

報知新聞社より転用

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