山口県下関市長選、前田氏が再選確実
- 政治・経済
- 2021年3月15日
任期満了に伴う山口県下関市長選は14日、投開票され、現職の前田晋太郎氏(44)の再選が確実となった。元同市議の新人、田辺よし子氏(72)との一騎打ちを制した。
前田氏は同市内の選挙事務所で、集まった支持者を前に「多くの市民から信任いただいた。さらに下関を元気にしていく」と、2期目への意気込みを語った。
前田氏は、新型コロナウイルス禍のため屋内での集会は控え、街頭演説やインターネットの動画配信などで政策を訴えた。新型コロナ対策やホテル・企業誘致、行財政改革など1期4年の実績を強調した。自民、公明両党のほか連合山口も推薦するなど党派を超えた幅広い支持を得て、終始選挙戦を優位に進めた。
田辺氏は、共産党やれいわ新選組の支援を得て、市政の転換を訴えたが、浸透しなかった。
産経新聞より転用
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