三菱UFJ銀行が2022年春に入社する新卒社員から、能力によって給与が決まる仕組みを一部で導入する方針であることが12日、分かった。金融工学やデジタル技術に精通した専門人材を対象とし、新卒の年収が1千万円程度になる可能性もある。ITや外資企業に奪われていた優秀な人材を確保する。
新卒の年収で差が出るのは大手銀行では初めてという。新卒採用全体のうち、1割程度の40人を専門人材として採用。このうち能力が高い一握りの人材が新しい給与体系の適用対象となる。これまでは一律300万円程度としていた。
共同通信より転用
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