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コロナ感染は「福岡由来」 佐賀知事の発言、市民団体が撤回要求

佐賀県の山口祥義知事が1月13日にあった県の新型コロナウイルス対策本部会議で「(最近の感染事例は)ほとんど福岡由来」と発言したことについて、福岡市の市民団体などが10日、県庁を訪れ、発言の撤回を求める申し入れをした。

会議では大川内直人・県健康福祉部長が「元栓を締めれば出る水は減る。福岡を最大限注意していくべきだ」とも述べていた。

申し入れをしたのは福岡県民ら約40人でつくる「人権問題を考える福岡の会」など、福岡県や東京都、佐賀県の3団体。申し入れ書では、発言の撤回や「福岡県民がウイルスの運び屋であるかのような認識を改め、福岡県民に公式な形で謝罪すること」など6項目を求めた。

文書を受け取った県側は「誤解も含め不快な思いをさせたかもしれないが、差別意識はない。福岡県民が悪いという気持ちではなかった」と応じた。【池田美欧】

毎日新聞より転用

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