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欧州の寒波、ドイツ経済に追い打ちも 建設業界から悲鳴

欧州各地でシベリアから流れ込む強い寒気の影響により気温が軒並み低下する中、新型コロナウイルス禍ですでに疲弊しているドイツ経済がさらに落ち込む懸念が指摘されている。

ドイツ建設業連盟(HDB)の関係者は「多くの建設現場が閉鎖せざるを得ない状態。これほど気温が低いとコンクリートを流したりアスファルトを敷いたりできない」と話した。

この日の気温はベルリンでマイナス8度、フランクフルトでマイナス3度。週内は気温が横ばいで続くと予想される。

INGの国際マクロ経済部長、カーステン・ブジェスキ氏は「厳しい天候に伴い、少なくとも2月中は建設部門がほぼ停滞する見通し。都市封鎖(ロックダウン)や中国の春節(旧正月)の影響も考慮すると、ドイツ経済はマイナス成長を免れないだろう」と指摘した。

こうした中、フランスの送電管理会社(RTE)によると、国内の電力需要は11日(訂正)に86.4ギガワット(GW)まで上昇する見通し。ただ今冬のピークである88.2GWには届かないという。

ロイターより転用ロイター

 

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