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埼玉知事「自粛慣れで慎重さ薄れている」…緊急事態再発令1週間、人出減らず

新型コロナウイルスの感染収束に向けた緊急事態宣言が再発令され、1週間が過ぎた。埼玉県は不要不急の外出自粛を求めているが、人出は思うように減らず、効果は限定的となっている。

スマートフォンの位置情報を利用するソフトバンク系のIT企業「アグープ」のデータを基に、今月15日と、前回宣言発令時の昨年4月7日の主要都市の人出を比較した。それによると、午後3時台では、JR大宮駅周辺で3・3%減少した一方、川口駅で50・2%、浦和駅で28・7%といずれも増加。県は特に午後8時以降の外出自粛と飲食店の同時刻までの閉店を要請しているが、午後9時台でも、浦和駅で0・9%減にとどまり、川口駅で34・2%増、大宮駅で4・6%増となった。

前回は初の宣言だったことから県民は積極的に協力したとみられる。大野知事は「人の流れの抑え込みは期待されるところまでは至っていない。『自粛慣れ』で慎重さが薄れているところがある」と、改めて協力を求めている。

読売新聞より転用

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