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パトカーから逃げ国道逆走、多重事故 危険運転致傷容疑で自衛官逮捕 福岡県警

福岡県古賀市の国道3号で2020年11月、乗用車が逆走し、車4台が絡む多重衝突事故があり、県警粕屋署は5日、男女6人に重軽傷を負わせたとして、乗用車を運転していた陸上自衛隊目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)所属の自衛官、矢野裕太郎容疑者(26)を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。

逮捕容疑は20年11月6日午後11時ごろ、古賀市今の庄3の国道3号で、中央分離帯が途切れた交差点から対向車線に入って逆走。軽乗用車2台と衝突し、後続の乗用車も事故に巻き込んで、軽乗用車運転の男性会社員(当時45歳)=山口県宇部市=に胸骨を折るけがをさせるなど19~45歳の男女6人に重軽傷を負わせたとしている。  粕屋署によると、事故直前、覆面パトカーが速度違反の疑いがあるとして矢野容疑者の乗用車を赤色灯をつけて追跡しようとしたところ、突然対向車線に進入したという。矢野容疑者は「検挙されると思ったから逃げた」と容疑を認めている。  事故では被害者の6人の他、矢野容疑者と同乗の20代男性もけがをした。  目達原駐屯地によると、矢野容疑者は第3対戦車ヘリコプター隊所属の3等陸曹。逮捕を受け、隊長の土谷克弘1等陸佐は「被害に遭われた方、ご家族、関係者の皆さまに心よりおわび申し上げる。国民の生命財産を守るべき自衛官の信頼を裏切り、誠に遺憾だ。警察の捜査に全面的に協力するとともに、隊員指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

毎日新聞より転用

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