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日比谷総合設備元社員らを詐欺容疑で逮捕 架空発注で5.8億円被害か 警視庁

下請け会社への工事を水増し発注して現金をだまし取ったなどとして、警視庁捜査2課は19日、設備工事大手「日比谷総合設備」(東京都港区)の元社員、貫井(ぬくい)篤紀(39)=江東区=と、下請けの内装工事会社元社員、小森幸男(62)=墨田区=の両容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。同課は、両容疑者が2012〜19年に架空発注を繰り返し、被害額は5億8000万円に上るとみて調べている。

逮捕容疑は17年3〜4月、千代田区の大型複合ビルの電気設備工事を小森容疑者の会社が日比谷総合設備から受注した際、工事費を約700万円水増しした見積書などを同社に提出し、水増し分を含む約1120万円をだまし取ったとしている。水増し分は貫井容疑者の自宅のリフォーム代に充てたという。

同社によると、東京国税局からの照会を受けて実施した社内調査で不正が発覚し、貫井容疑者は今年5月に懲戒解雇されていた。【岩崎邦宏】

毎日新聞より転用

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