第一生命の89歳の元社員が、顧客からおよそ19億円を不正に集めていた問題で、第一生命は、3年前に元社員などを調査していたことがわかった。
第一生命によると、山口県の事務所に在籍していた89歳の元社員は、顧客に架空の取引を持ちかけ、少なくとも21人から、およそ19億円を集めていた。
第一生命は、3年前に山口銀行から、元社員の不審な取引の情報を得て、元社員や勧誘された顧客などにヒアリング調査を行ったということだが、関係者がすべて否認したため、調査は打ち切ったという。
第一生命は、7月に元社員を懲戒解雇し、警察に刑事告発している。
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