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レバノン、新首相が指名辞退 対立やまず組閣断念

26日、ベイルート近郊で記者会見するレバノンのアディブ氏(EPA時事)

 【カイロ時事】レバノンで新首相に指名されたムスタファ・アディブ氏は26日、首相就任を辞退し、組閣を断念すると発表した。

 新内閣の主要ポストをめぐり、各政治勢力や宗派間の駆け引きが激化。対レバノン支援を主導する旧宗主国フランスが求めた9月中旬の組閣期限を過ぎても、新内閣発足のめどが立たない状況が続いていた。

首都ベイルートで8月に起きた大規模爆発を受けディアブ内閣が総辞職し、8月31日に駐ドイツ大使だったアディブ氏が首相に指名された。地元メディアによると、アディブ氏は早期の組閣に向け、財務や外務など主要閣僚を各宗派が交代で務める案を提示したが、イランが後ろ盾のヒズボラなどイスラム教シーア派勢力が財務相ポストを強硬に要求、協議は難航していた。

時事通信

 

 

一言コメント
首相を蹴るとはよほどのことだ。

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