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ソフトバンクG、4-6月期純利益は12%増-ファンド事業好転

Bloomberg

(ブルームバーグ): ソフトバンクグループの4-6月期(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比12%増の1兆2557億円となった。ビジョン・ファンドなど投資事業の収益が好転し、創業来最大の赤字を記録した前期(2020年3月期)から業績は回復に向かっている。

11日の発表資料によると、ファンド事業の投資利益が2966億円と前の四半期から1兆4000億円改善。株式売却による実現益のほか、新型コロナウイルス禍でサービス利用が増えた投資先の公正価値上昇なども寄与した。

前期は創業来最大の1兆3646億円の営業損失となった。その後の世界的な株式市場の上昇で、米ウーバー・テクノロジーズなど出資先企業の株価が反発したほか、未公開企業の上場期待も広がった。自社の株価も3月以降は反発に転じ、アリババ・グループ・ホールディングなどの株式を使った最大4兆5000億円の資産売却プログラムや総額2兆5000億円の自社株買いを材料に、20年ぶりの高値を付けた。

関係者によれば、傘下の半導体設計会社アームは米エヌビディアと売却交渉を行っている。ただ、最終的な決定には至っておらず、交渉は長引くか頓挫する可能性もあるという。ソフトバンクGは16年にアームを320億ドル(現在のレートで約3兆3500億円)で買収した。

Bloomberg

 

 

一言コメント
また落ちなきゃいいけど…

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