河井前法相夫妻、買収罪で起訴 東京地検、「百日裁判」で審理へ
- 政治・経済
- 2020年7月9日


昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、東京地検特捜部は8日、公選法違反(買収)の罪で前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)と、妻の参院議員案里容疑者(46)を起訴した。現職国会議員夫婦の起訴は初めて。起訴から100日以内に判決を言い渡すよう努める「百日裁判」で審理される見込みで、有罪が確定すると失職する。
一方、特捜部と広島地検は、夫妻から現金を受け取った地元議員らの刑事処分を見送る方針を固めた。一方的に渡されるといった状況などを考慮したとみられる。
夫妻の逮捕後、現金授受を認める広島県内の首長や議員らが続出。一部の首長は辞職した。
一言コメント
裁判の行方も注目だ。
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