【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩朝鮮労働党委員長が1日、中部の平安南道順川で肥料工場の完工式に出席したと報じた。正恩氏の公開活動が伝えられるのは20日ぶり。
正恩氏は4月11日の党政治局会議出席が12日に伝えられた後、公の場に姿を現さず、健康不安説が出ていた。
朝鮮中央通信によると、正恩氏は完工式で自らテープカットを行い、歓声を上げる労働者らに手を振って応えた。その後、工場内を見て回った。朴奉珠党副委員長や妹の金与正党第1副部長らが同行した。
国営メディアは今年1月7日、正恩氏が今年初の指導活動として同工場を訪問したと報じていた。
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