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イエメン停戦1カ月延長 新型コロナ確認後も衝突続く サウジ

 【カイロ時事】イエメン内戦に軍事介入するサウジアラビア主導のアラブ連合軍は24日、今月9日から実施した2週間の停戦が23日に期限切れを迎えたことを受け、1カ月延長することを明らかにした。

サウジ国営通信が伝えた。

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、グテレス国連事務総長は、世界の紛争地で即時停戦を呼び掛けた。しかし、サウジによる停戦表明後もイエメン各地では衝突が続発している。

イエメンの内戦は、ハディ暫定政権を支えるサウジと反政府武装組織フーシ派に近いイランの「代理戦争」となっている。連合軍は声明で「恒久的な停戦に至るチャンスは残っており、国連による包括的な政治解決に達するための取り組みを支持する」と強調した。

イエメンでは今月10日に初めて新型コロナウイルスの感染者が公式に確認された。5年以上続く内戦で医療が崩壊し、検査体制の不備や医薬品の不足も深刻となっており、世界保健機関(WHO)は「短期間で感染爆発が起き、多数が死亡する可能性がある」と懸念を強めている。

時事通信

 

 

一言コメント
内戦も介入も極めて危険だ。

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