新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、各地の中堅企業が洗って繰り返し使える高機能素材のマスクを次々と開発している。どの製品も型崩れや蒸れやすいといった布製マスクの欠点を補う「進化形」。不織布の使い捨てマスクを店頭で買いにくい状況は解消されておらず、人気が急騰している。
布製マスクを巡っては、政府が新型コロナ対策で全世帯に2枚ずつ配布すると発表。「アベノマスク」とやゆする声が上がるなど話題になった。目が粗いためウイルスの予防効果は限定的だが、せきやくしゃみによる飛沫感染の防止には一定程度役立つとされる。
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