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世界の死者6万人 イタリアは世界最悪の被害

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が4日、世界全体で累計113万人を超えた。死者も6万人を上回った。イタリアの死者数は新たに766人増加して1万4681人となり、依然、世界最悪の被害となっている。欧米の主要国で感染の急拡大が続いている。

同大の集計では、米国の感染者数が27万人以上と最も多く、死者は7千人となった。米国内で特に感染が広がる東部ニューヨークでは、派遣された海軍の病院船「コンフォート」が患者の受け入れ基準を緩和して医療支援を強化する。

米国に次ぐスペインの感染者数は12万4736人で、死者数は1万1744人。イタリアの感染者数は11万9827人に上る。スペインとイタリアの死者は、感染者が倍以上の米国よりも多く、医療機関が十全に対応できていない状況を浮き彫りにしている。

一方、感染者数が9万1千人となり中国本土を上回ったドイツの死者数は1275人にとどまっている。メルケル独首相は3日の声明で、感染者の増加率が「数日前より緩やかになった」と説明する一方で、外出を控えて感染を防ぐよう国民に呼びかけた。世界での回復者は累計で23万3千人となった。

国連の安全保障理事会は新型コロナに関する会合を早ければ週内にも開く。グテレス事務総長が3日にオンラインで記者会見し明らかにした。会合はテレビ電話形式になるとみられている。

産経新聞

 

 

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まだピークではないのか?

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