【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、1%の緊急追加利下げを決定したと発表した。主要政策金利を年0~0.25%とし、事実上のゼロ金利政策を導入する。新型コロナウイルス感染症による景気悪化を防ぐのが狙い。ゼロ金利政策の導入は2015年末以来、4年3カ月ぶり。同時に市場に大量の資金が出回るようにする量的金融緩和政策の実施も決める異例の対応に踏み切った。
日米欧などの6中央銀行は15日、ドル資金供給の強化で協調行動を取ると発表した。FRBは量的緩和策として今後数カ月で米国債などを7千億ドル(約74兆6千億円)購入する。
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