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ラグビーW杯、実質68億円黒字に 「基金」作り、レガシー事業に

 2019年秋に開催されたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会は10日、東京都内で理事会を開き、大会収支が約68億円の実質的な黒字になったことを明らかにした。3月末で解散する組織委から黒字分を引き継ぐ日本ラグビー協会は基金を作り、ラグビー界活性化につなげるレガシー(遺産)事業に取り組む。

組織委によると、主な事業は、移転整備後の秩父宮ラグビー場へのミュージアム設置▽ラグビーを通じた地方活性化▽日本とアジアの競技振興――などを想定している。

W杯では初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表の活躍もあり、全国12会場に約170万人が来場した。全48試合(うち3試合は台風により中止)のチケットをほぼ完売し、チケット収入は19年8月時点の見込みよりも約39億円増の約389億円となり、収入総額は約677億円に達した。組織委の嶋津昭事務総長は「日本協会、地方自治体、組織委職員が頑張り、日本代表が活躍した。すべての成果が結びついた」と語った。

毎日新聞

 

 

一言コメント
こんなに盛り上がるとは思わなかった…

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