トルコ機着陸失敗1人死亡　空港で大破150人超負傷

5日、トルコ・イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港で滑走路を外れ、大破した旅客機（Istanbul　Security　Directorate/Anadolu　Agency提供・ゲッティ＝共同）

　【イスタンブール共同】トルコの格安航空会社（LCC）ペガサス航空の旅客機（乗客乗員183人）が5日午後6時半（日本時間6日午前0時半）ごろ、悪天候の中、最大都市イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港への着陸に失敗、滑走路を飛び出し大破した。当局によると、1人が死亡、157人が負傷した。アナトリア通信などが報じた。

　トゥルハン運輸インフラ相は「たたきつけられるように着陸し、速度を落とせないまま滑走路を飛び出した」と説明した。民放NTVは管制当局の話として、当時は強風で、着陸を見合わせる航空機もあったと伝えた。