2019年度補正予算は30日夜、参院本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決、成立した。
補正予算の総額は4兆4722億円。政府の経済対策に沿う形で、災害からの復旧・復興費に2兆3086億円▽経済の下振れリスクへの対応に9173億円▽東京五輪・パラリンピック後の経済下支えに1兆771億円――などを盛り込んだ。具体的な施策としては、高齢者運転支援や次世代通信規格「ポスト5G」技術の開発促進などに取り組む。
本会議に先立ち、参院予算委員会は安倍晋三首相と全閣僚が出席する総括質疑を実施。与党などの賛成多数で19年度補正予算案を可決した。
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