卓球五輪代表　新種目の混合ダブルスの代表候補１ペアも急きょ発表　水谷隼、伊藤美誠に内定

伊藤美誠

日本卓球協会は６日、東京五輪代表候補男女各３人を発表した。都内で会見が行われ、新種目の混合ダブルスの代表候補１ペアも急きょ発表。水谷隼（３０）＝木下グループ＝、伊藤美誠（１９）＝スターツ＝に内定した。

混合ダブルスは当初は団体戦要員の３人が決定後、国際大会に派遣し、ベストな組み合わせを探っていく方針だった。だが、男子の倉嶋洋介監督は「当初はエントリー締め切りを考えていたが、このタイミングで全てのエントリーを決めて、ＯＮＥ　ＴＥＡＭとして五輪にベクトルを合わせる。ペアのコンビネーション、戦術、メンタルをできるだけ時間をかけてブラッシュアップする。３名の中から決定するにあたり実力、実績、ランキングからこのペアで今後も考えは変わらないと判断した」と経緯を説明した。

昨年途中からペアを組み始めた２人は、１２月のワールドツアー・グランドファイナルで準優勝するなど国際大会で実績を残してきた。