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正恩氏、安全保障で「積極的措置」 党中央委総会を続開 北朝鮮

 【ソウル時事】北朝鮮で29日、朝鮮労働党中央委員会の2日目の総会が開かれ、金正恩党委員長が初日に続き、国家事業全般に関する報告を行った。

正恩氏は報告で「国の自主権と安全を徹底的に保障するための積極的な措置」に言及。対外活動や軍需工業、軍の任務を指示した。朝鮮中央通信が30日、報じた。

「積極的な措置」の詳細は不明。同通信は「会議は継続する」とも伝え、党中央委総会は30日も続く見通し。北朝鮮は米国との非核化交渉をめぐり、一方的に年末を期限と定めており、党中央委総会で新たな対米交渉の方針が示されるかが焦点となっている。

正恩氏は会議で国家の管理と経済建設などを分析し、「革命と社会主義強国建設の要求に合わせ、国の経済発展と人民生活で決定的な転換を起こすための闘争の方向」について具体的に提起した。自立経済のさらなる強化に向けて対策を講じるとも強調した。

このほか、農業生産の拡大や科学、教育、保健事業の改善に向けた課題を提示し、生態環境保護や災害防止策の徹底も指示。また、「反社会主義、非社会主義との闘争」を進め、「全社会的に道徳綱紀を打ち立てること」を強調した。体制引き締めを図る狙いがあるとみられる。

時事通信

 

 

一言コメント
何を積極的に措置するんだろう?

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