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日本シリーズMVPはグラシアル「最高の結果になった」

 大一番で最後にものを言ったのは、レギュラーシーズンで28本塁打した助っ人のパワーだった。ソフトバンクは四回、グラシアルが左越えに値千金の先制3ラン。今シリーズは3本塁打のパワーをみせつけ、シリーズMVPに輝いた。

四回は1死一、三塁の先制機で「絶対に走者をかえそうと思って打ちにいった」。菅野の外角スライダーをたたいた打球はファンが待つ左翼席に飛び込んだ。「最高の結果になってくれた。2年連続で王者になれた。長いシーズンだったが、みんなが全力で戦った結果」と破顔した。

チームに加入して2年目。今夏の国際大会でもキューバ代表の主力として活躍した。元DeNAで現在は米大リーグ・アストロズの主力打者ユリエスキ・グリエル内野手とともに、キューバ出身の現役選手で屈指の打者と並び称される。ソフトバンクは近年、グラシアルやリリーフ投手のモイネロらキューバの好選手を次々に獲得し、それがチームの底上げにつながっている。

5年前よりドミニカ共和国を拠点にする日本人スカウトが中南米を担当しており、キューバに頻繁に足を運んで調査と交渉を重ね、キューバ球界との信頼関係を築いてきた。その成果が、3年連続日本一という偉業にとなって実を結んだ。

産経新聞

 

 

一言コメント
スカウトの目利きも日本一だ。

 

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