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九電がレタス工場 豊前発電所の遊休地活用し4年度稼働

九州電力は25日、福岡県豊前市の豊前火力発電所内の遊休地に、レタスの水耕栽培工場を建設すると発表した。令和4年度に稼働する予定で、年間の売上高は10億円程度を見込む。

植物工場大手のスプレッド(京都市)などと連携し、栽培工程のほとんどを自動化する。

工場内の温度や湿度、光量、循環する水に含ませる栄養分などは、センサーで測定し、管理する。生育状況や収穫実績を人工知能(AI)で分析し、生産の最適化を図る。

栽培したレタスは福岡市や北九州市などの都市圏を中心に、スーパーや飲食店に販売する予定だという。

植物工場の課題は高コスト体質だ。新工場は広さ約1万2千平方メートルで、生産能力は1日当たり5トンと、国内最大級となる見込み。規模拡大によって、1個あたりの生産費用を削減する。九電グループが培った省エネ技術も活用する。

記者会見した九電の池辺和弘社長は「グループで培った多くの知見を活用する。雇用で貢献するなど、地域とともに発展させる」と語った。

産経新聞
一言コメント
野菜も工場で作る時代になってきた!?

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