九州FGの新拠点、博多にビルを開業
- 企業・経済
- 2019年7月23日

九州フィナンシャルグループ(FG)の福岡県内における拠点となるビルが22日、福岡市博多区に開業した=写真。傘下の肥後、鹿児島両銀行の支店や営業部、グループ関連企業が入居する。九州FGの笠原慶久社長(肥後銀行頭取)は「金融や産業振興で、南北九州をつなぐ役割を担う」と語った。
新ビルの名称は「九州フィナンシャルグループ福岡ビル」。地上10階、地下2階建てで、JR博多駅に近い「大博通り」沿いに建てられた。九州FGの福岡県内での貸出金は5千億円程度だ。新ビルで両行の連携を強化し、資金需要の大きな福岡都市圏をはじめ、市場開拓を急ぐ。笠原氏は「何年かかるか分からないが、貸出金を倍ぐらいにしたい」と語った。
一言コメント
福岡都市圏の金融も、さらに激戦となりそうだ。
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