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黒田総裁、必要なら「緩和検討」=日銀、景気回復シナリオは維持

日銀は20日の金融政策決定会合で、長短金利操作を柱とする大規模緩和策の維持を賛成多数で決めた。会合後に記者会見した黒田東彦総裁は世界経済について「今年後半から成長が加速するシナリオは変わっていない」と強調。一方で米中貿易摩擦などをリスク要因に挙げ、「物価上昇の勢いが損なわれれば、ちゅうちょなく追加緩和を検討する」との考えを改めて示した。

各国の金融政策をめぐっては、米連邦準備制度理事会(FRB)が19日の会合で年内に利下げする方針を示唆。欧州中央銀行(ECB)も利下げの検討を表明するなど、主要国で緩和姿勢が鮮明になっている。

こうした動きに黒田総裁は、「主要国の金融政策が国際金融市場や世界経済に影響を及ぼす可能性はある」と指摘。金融市場の動向なども注視しながら、「適切な金融政策運営を行う」と語った。

時事通信

 

 

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