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容疑者逃走から緊急配備まで4時間以上 対応遅れた地検・県警 神奈川・愛川

 窃盗などの罪で実刑が確定した小林誠容疑者(43)=神奈川県愛川町=が、再三の出頭の求めにも応じず、刃物を振り回し逃走した事件。収容を担当する横浜地検、神奈川県警の対応は遅れた。

小林容疑者は昨年9月、横浜地裁小田原支部で懲役3年8月の実刑判決を受け、控訴も棄却されて今年2月に確定した。保釈されていたため、横浜地検は2月以降、何度か自宅に出向いたものの、接触できていなかった。19日は地検担当者5人と神奈川県警厚木署員2人で自宅へ。午後1時過ぎ、姿を見せた容疑者は「おまえらだましたな」とすごんで刃物をちらつかせ、車で逃走した。

厚木署員らは午後1時20分、署に逃走の一報を入れた。その後、容疑者の妻から話を聞いて立ち回り先を探すなどして行方を捜したが見つからなかった。結局、厚木署は午後3時1分、県警本部に事態を報告した。

緊急配備が実施されたのは午後5時46分。逃走から4時間以上過ぎていた。捜査が本格化するまでの間も、容疑者は車で県内を走り回って逃げ続けた。

毎日新聞

 

 

一言コメント
長期戦にならなければよいが…

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