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くまモン、聖火ランナー「落選」の危機 大会組織委が難色

 東京五輪の聖火リレーを熊本県内で走る気満々のくまモンが“落選”の危機にある。ランナーのガイドラインの「13歳以上の人」「自らの意思で火を安全に運ぶことができる人」などに該当せず、イベントへの参加も大会組織委員会が難色を示しているという。

県は当初、聖火リレーのランナーとしての参加を水面下で組織委に打診したが、「人間ではない」と断られた。聖火リレーのゴールとなるイベント会場でのランナーの出迎えなどでの出演の提案も、組織委は「営利性があるキャラクターは参加できない」と認めなかった。

各企業がくまモンとのコラボ商品を販売していることが営利性の部分に抵触しているとみられるが、県は「くまモンは、あくまで熊本の利益のために活動している。コラボ商品の販売イベントでは、くまモン自身が商品を持たないようにするなど、普段から配慮している」と強調する。

県国際スポーツ大会推進課は「くまモンは熊本の象徴で、熊本地震からの復興をアピールするのに最適なキャラクター。何とか参加できるよう組織委に働き掛けたい」と巻き返しに意欲満々だ。

熊本日日新聞

 

 

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特別な配慮はあるのだろうか?

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