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フォード、7000人削減計画-全世界ホワイトカラーの10%

(ブルームバーグ): 米フォード・モーターは給料制の社員約7000人を削減する計画だ。全世界のホワイトカラーの約10%に相当する。自動車業界は世界的に販売の伸びが減速する中で、技術的シフトに遅れずに付いていかなければならず、経営への圧力が強まっている。

ジム・ハケット最高経営責任者(CEO)は20日、従業員向け文書で、人員削減により年間で約6億ドル(約660億円)を節約できると説明した。人員削減の大部分は北米では5月24日までに、欧州や中国、南米など他の市場では8月末までに完了する予定だ。

ハケットCEOは「競争の激しいこの業界で成功し、急速に変化する未来で勝者となるため、われわれは官僚主義を減らし、さまざまな部門の管理職に権限を与え、意思決定を速め、最も価値のある仕事に集中し、コストを減らさなければならない」と指摘した。

モルガン・スタンレーは昨年、フォードの人員削減が2万5000人に上るとの予想を示していたが、今回明らかになったのはそれよりずっと少ない人数だった。

原題:Ford Slashing 7,000 Jobs as Disruption Sweeps Car Industry (1)(抜粋)

Bloomberg

 

 

一言コメント
ホワイトカラーにとっては受難の時代だ。

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