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塚田氏辞任 関門新ルートの地元自治体「影響なければいいが」

「計画への影響がなければいいが…」。塚田一郎国土交通副大臣が辞表を提出した5日、発言の元になった下関北九州道路(関門新ルート)の整備を求める自治体関係者から、不安と憤りの声が上がった。

関門新ルートは、関門海峡を挟んだ山口県下関市と北九州市を結ぶ構想。地元自治体や経済界は、両市間の移動時間が短くなり、大規模災害時には関門橋や関門トンネルの代替機能となると整備を求めてきた。

北九州市の担当者は「驚いた。国の直轄調査が決まったばかりなのに、今後どうなるのか」と漏らした。

下関市の前田晋太郎市長は「地元としては大変な迷惑をこうむった。誤解をあおるような発言を副大臣がするのは言語道断だ」と語った。市の担当者は「市民に必要な道路と考えて淡々と作業を進めてきた。支障が出ないことを願うだけだ」と言葉少なだった。

山口県の村岡嗣政知事は4日の記者会見で「特別な配慮が必要な事業ではなく、戸惑っている。災害時も機能するネットワークが必要だ」と道路整備の意義を強調した。

下関市の主婦、山本美絵さん(47)は「計画には賛成だが、忖度発言を聞いて、住民の気持ちを考えていないと感じた」と不快感を示した。

産経新聞

 

 

一言コメント
統一地方選にも影響する!?

 

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