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13年ぶりに新しい地図記号 「自然災害伝承碑」掲載へ

 国土地理院は15日、新しく「自然災害伝承碑」の地図記号をつくり、掲載することを決めた。新しい地図記号ができるのは、2006年の「風車」と「老人ホーム」以来13年ぶり。6月からウェブ版、9月からは紙の地図に反映される見通し。

過去に起きた津波、洪水、火山災害、土砂災害などの自然災害の情報を伝える石碑やモニュメントを表す記号。これまで一部は「記念碑」に含まれていたが、多くは未掲載だった。

昨年7月の西日本豪雨で被災した広島県坂町にも100年以上前の水害の石碑があったが、地図に載っておらず、住民に十分に防災意識が伝わっていなかった。こうした反省をふまえ、地図記号をつくることにしたという。

6月には、西日本豪雨の被災地で石碑など約20カ所を載せることが決まっており、東日本大震災などの被災地も順次加える予定。地形図へ反映させるには、市区町村が郷土史などの裏付け資料や写真とともに、所定の様式で地理院に申請する必要がある。

朝日新聞デジタル

 

 

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