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電気料金値下げ、西部ガスも追随 4月から1・64%

西部ガスは5日、電力小売事業で展開している家庭向けなどの電気料金プラン全体で4月1日から平均1・64%値下げすると発表した。単純比較はできないが、九州電力は4月1日から電気料金全体で平均1・3%引き下げると既に公表している。西部ガスは「九電よりほぼ全てのメニューが安くなった。戦うフィールドは整った」として顧客のつなぎとめに加え、九電の顧客獲得も狙う。

西部ガスの電気料金プランはガスとの組み合わせが中心で、全てのプランについて毎月の使用量に基づく電力量料金を値下げする。加入世帯が多い「プラスでんきプラン1」では、標準的な電力使用量の家庭で月額料金が73円安くなる。

また、九電のプランより安くなるようにするため、アンペア数の小さい契約では基本料金も月170円値下げする。九電は基本料金を据え置く。

記者会見した西部ガスの藤本亨副社長は「九電の値下げは意識した」とし、「ガス(と電気をセット契約する)顧客を守るため、競争が激しい時には電気事業がある程度赤字でも仕方ない。将来的には黒字に持っていく」と語った。

産経新聞

 

 

一言コメント
他の業界も追随してほしい。

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