【ソウル共同】島根県・竹島(韓国名・独島)周辺の海底で、同島を実効支配する韓国が堆積物採取などの調査を行っていたことが、最近発表された研究論文で19日までに分かった。研究は韓国政府が予算を計上、韓国国立の研究機関の関係者も執筆者に名を連ねている。日本政府は国連海洋法条約上の「無断調査」にあたり、認められないとしている。
菅義偉官房長官は19日の記者会見で、外交ルートを通じ「わが国の領海および排他的経済水域(EEZ)で、事前同意がない中で科学的調査を行ったのであれば受け入れられないと強く抗議した」と述べた。
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